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花粉症注射
当院では、花粉症で大変お困りの方に注射をしております。原因となっている花粉は何か?ハウスダスト、ダニ、動物に対してもアレルギーがあるのか?採血にて、原因を検索する事が可能です。(保険適用)
花粉症注射
《 ☆ 一般に、花粉症の治療には、ステロイドホルモンを、“おしり”に注射します ☆ 》
花粉症注射の副作用・注意点
☆ 花粉症の対策として
- 規則正しい生活を心がけ、睡眠を十分にとり、ストレスをためない事。
- 外出時はマスクを着用し、帰宅後は、うがい、手洗い、鼻洗浄を。
- 洗濯物、衣類、ペットなどに付着した花粉を室内に持ち込まない事。
- 部屋の加湿器・空気清浄機の設置も基本です。
- 花粉が飛び始める1ヶ月以上前から、抗アレルギー剤の内服を!(花粉症状が出てから薬を飲み始めても、作用が出るまでに時間が掛かります)
☆ 花粉症の治療として<上記対策をした上で>
- 抗アレルギー剤(第2世代抗ヒスタミン剤)などの内服の継続。(眠気が来る・来ない薬、1日1回あるいは2回タイプの薬など選択できます!)
- 症状に応じて、点鼻薬・点眼薬を使用。
- 改善がなければ、漢方薬(小青竜湯)や他の内服薬(オノンカプセル)の併用、経口ステロイド剤(セレスタミン錠やプレドニン錠)の一時的な使用も考慮。
⇒ それでも改善がなければ、注射<但し、保険適用外です>を考えましょう!
☆ 費用 <診察代は、別途請求(保険適用)となりますが、注射代は、保険適用外です>
★ 注射のみの方:3,000円(税別)
★ 内服・点眼・点鼻薬(保険適用)処方のある方:2,500円(税別)
☆ 注射の副作用・注意点
- 女性の場合、生理が1~2ヶ月だらだらと続く事があります。
閉経後1~2年以内の方も、一時的に生理が始まる事があります。
その際、慌てて婦人科を受診される必要はありません。
ほぼ2ヶ月以内には、元の周期に戻ります。排卵は正常にあります。
心配なら、花粉症の症状に応じて、注射薬の量を減量する事も可能です。 - 体質により、注射した部分が、淡く白っぽくなり、へこむ方がおられます。
男性よりも女性に多いようです。
水着の着用等で気になる方は、できるだけ隠れる部分に注射しますので、お申し付けください。 - 糖尿病、腎機能不全の方は、注射によりコントロール不良になりますのでご遠慮ください。但し、軽症の方で花粉症状がひどく、日常生活に支障を来たす場合は、ご相談ください。
- 妊娠中あるいは妊娠の可能性のある方は、注射できません。しかしながら、妊娠に気付かず、たまたまステロイドを注射した方で、異常な赤ちゃんを出産した例は、今のところ報告されておりません。
- “ステロイド”と聞くだけで、かなり神経質になる方もおられますが、長期にわたって、多量に使用しなければ、通常問題はありません。